部屋に入って手探りでスイッチを探したり、ドアの影に隠れて押しにくかった経験はありませんか。
使い勝手を左右するスイッチの位置は、現場で電気工事士が人の動きを計算して配置を決めています。
基本となる高さは、床からスイッチの中心までおよそ110センチメートルから120センチメートル。
大人の肘の高さに合わせることで、腕を大きく上げずにスムーズに押せる設計になっています。
しかし、単に高さを合わせるだけでは完璧と言えません。
ドアを開けたとき、ドアパネルの裏にスイッチが隠れてしまわないか、動線を入念に確認します。
さらに階段や廊下では、入り口で点けて出口で消せる「3路スイッチ」という配線パターンを採用。
階段の上下に設置することで、暗闇の中を行ったり来たりする手間を省く工夫が施されています。
暮らす人の一日の動きを頭の中でシミュレーションし、一番ストレスのない位置を探り出す作業。
完成した後に「押しやすくて使いやすい」と感じてもらえる裏には、職人の細やかな配慮が詰まっています。
住む人の心地よさを裏側からプロデュースする、やりがい溢れる電気工事の世界。
電気工事士の仕事内容に興味を持ち、新たな環境へ転職を考えている方は、ぜひご相談ください。
愛知県の名古屋市周辺でのお仕事です。